源義経と平知盛の像、その上を渡る関門橋

山口県下関市・早鞆ノ瀬戸

海峡の風と、
八百年の記憶。

壇ノ浦古戦場、長州砲、関門トンネル人道。
本州と九州が向かい合う、歴史の海辺を歩く。

潮の記憶をたどる

みもすそ川公園から望む関門橋

海峡から始まる旅

一つの海峡、
二つの戦い、
三つの体験。

みもすそ川公園の前に広がるのは、関門海峡で最も幅が狭い早鞆ノ瀬戸。潮が筋を描き、船が間近を通り、頭上には関門橋が架かります。

ここは、源氏と平家の最後の戦いが繰り広げられた壇ノ浦であり、幕末には長州藩が外国船に向けて砲台を築いた場所。そして今は、海底の人道を歩いて本州から九州へ渡る旅の出発点です。

公園を見るだけで終わらせず、目の前の海と、対岸へ続く道まで歩いてみる。そこで初めて、関門海峡の大きさが立ち上がります。

ここでしかできないこと

海峡を味わう、三つの入口。

歴史を読む、幕末の転換点に触れる、そして海の底を歩く。小さな公園から、関門海峡全体へ旅が広がります。

関門橋の下に立つ源義経と平知盛の像

壇ノ浦

源氏と平家、最後の決戦。その海を、像と潮の流れから読み解きます。

物語をたどる
関門海峡へ向けて並ぶ長州砲

長州砲

攘夷から開国へ。近代日本の針路が動いた幕末の海峡を知ります。

幕末を知る
関門トンネル人道の内部

海底を歩く

780mの人道を抜け、本州から九州へ。県境は海面の下にあります。

歩き方を見る

二つの戦いが、
同じ海峡に残したもの。

約七百年を隔てて、関門海峡は二度、日本の歴史が大きく動く舞台になりました。像と砲台を別々の展示として見るのではなく、海峡という一本の軸でつないでみます。

一一八五

源平合戦の最終決戦

壇ノ浦の戦い

追い詰められた平家と、それを追う源氏。幼い安徳天皇の入水まで語り継がれる、武家の時代の転換点です。

現地で見る物語
一八六三―六四

攘夷戦と下関戦争

海峡に向けられた砲

長州藩は海峡沿いに砲台を築き、外国船と衝突。敗戦を経て、藩の視線は攘夷から開国へと移っていきます。

長州砲から読む幕末

歩くための園内図

海峡のすぐそばに、物語が並ぶ。

番号を選ぶと、それぞれの見どころが分かります。公園を見たあとは、そのまま関門トンネル人道へ歩けます。

本州・下関九州・門司関門海峡
01

源義経・平知盛像

八艘飛びの義経と、碇を背負う知盛。海峡を背に向き合う、公園の象徴です。

すべての見どころ
関門橋関門トンネル人道※位置関係を示す簡略図です

旅の時間を選ぶ

どれくらい時間がありますか?

短い立ち寄りから、海峡を横断する半日旅まで。使える時間に合わせて、景色と物語の密度を変えられます。

30分

公園の核心をめぐる

像、古戦場碑、長州砲、関門橋。短い時間でも「二つの戦い」が一本につながります。

園内をゆっくり約600m
  1. 01御裳川バス停
  2. 02義経・知盛像
  3. 03古戦場碑
  4. 04長州砲
  5. 05関門橋
すべてのモデルコースを見る
ゆるやかな勾配が続く関門トンネル人道関門トンネル人道の山口県と福岡県の県境海面下
約58メートル

本州から九州へ

海の底で、
県境をまたぐ。

公園から関門プラザへ歩き、エレベーターで地下へ。ひんやりした人道を進むと、道の中央に山口県と福岡県の県境があります。向こう側へ抜ければ、そこは門司です。

780m人道の全長
約15分片道の目安
無料歩行者
歩き方と注意点

旅をつなぐ

海峡の物語を、もう一歩先へ。

安徳天皇を祀る赤間神宮、食の賑わいが集まる唐戸市場、対岸の門司港。公園の前後に加えると、一日の輪郭が見えてきます。

写真に残す

橋、像、砲、潮。構図は海峡がつくる。

橋の大きな斜線、潮の筋、貨物船の動き。少し立ち位置を変えるだけで、現代の風景と歴史のモニュメントが重なります。

源義経・平知盛像と関門橋
像と関門橋 — 公園を象徴する一枚
長州砲と関門海峡
砲口の先に船を待つ
みもすそ川公園の赤い橋
橋の下の小さな赤い橋
関門トンネル人道の県境
海底県境 — 旅の証になる場所
撮影ポイントと光の向きを見る

迷わず海峡へ

御裳川バス停、
降りてすぐ。

下関駅からはバス、自動車なら下関インターチェンジ方面から。門司側からは、人道を歩いて直接公園へ着けます。

  • 下関駅からバスで約12〜15分
  • 唐戸からバスで御裳川方面へ
  • 自動車下関インターチェンジから約10分
  • 門司側から関門トンネル人道を徒歩で
行き方を詳しく見る
みもすそ川公園近くの関門トンネル人道入口

みもすそ川公園山口県下関市みもすそ川町

よくある質問

出発前に、知っておきたいこと。

公園の入園料は必要ですか?

公園は無料で見学できます。源義経・平知盛像、古戦場碑、長州砲、海峡の景色を自由に楽しめます。

見学にはどれくらいかかりますか?

公園だけなら30〜45分が目安です。関門トンネル人道の県境まで往復するなら約90分、門司側へ抜けて散策するなら3時間ほど見ておくとゆったり歩けます。

本州から九州まで歩けますか?

関門トンネル人道を利用して、下関から門司まで歩けます。全長780m、片道約15分が目安です。

雨の日でも楽しめますか?

園内は屋外ですが、人道は雨を避けて歩けます。海風が強い日は傘が扱いにくいため、雨具があると安心です。

紙芝居や長州砲の演出はいつ見られますか?

通常の実施時間がありますが、天候や運営状況により変更されることがあります。出発前に山口県観光サイトなどの最新情報をご確認ください。

ベビーカーや子ども連れでも歩けますか?

園内はおおむね平坦で、人道入口にはエレベーターがあります。人道は長い緩やかな坂になるため、往復時間と体力に余裕を持つのがおすすめです。

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源義経・平知盛像と関門橋

次の休日、海峡へ

八百年を越えて、
潮は今日も流れている。

まずは見たいものと使える時間を選び、関門海峡を歩く一日を組み立ててみてください。

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